横浜産間伐材で「木のストロー」、障がい者雇用も

日総工産 (横浜市)の特例子会社日総ぴゅあ (横浜市)は11月8日、ヨコハマSDGsデザインセンターとアキュラホーム(東京・新宿)と連携し、「木のストロー」を製作することを発表した。木のストローには、横浜市が山梨県道志村内に保有する水源の間伐材を使用する。海洋プラゴミ問題に貢献するだけではなく、障がい者の雇用創出にもつながる取り組みだ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

障がい者の雇用にもつながる「木のストロー」

年間800万トンものプラスチックゴミが海に流出し、2050年には海洋プラゴミが海にいる魚と同じ量にまで増えると予測されている。

そうしたなか、ヨコハマSDGsデザインセンターは、横浜産の木製ストロー「SDGsストロー・ヨコハマ」を製作し、脱プラスチックに貢献する「ヨコハマ・ウッドストロー・プロジェクト」を立ち上げた。

木のストローを製作する日総ぴゅあは日総工産株式会社の特例子会社で、「チャレンジドスタッフ」(障がい者社員)が141人在籍し、県内外の企業から多くの軽作業を請け負っている。

障害がある人が職場などで培った技能を競う大会「アビリンピック」では、メダルを獲得した社員もいるという。

日総工産渉外広報部の五十嵐誉起さんは、「海洋汚染が深刻になるなか、市全体で取り組み、横浜から木のストローを広げていきたい。製作を担当する日総ぴゅあのスタッフは、まじめで高いスキルを持つ。自信を持ってストローをお届けしたい」と意気込みを語る。

同プロジェクトでは、市内の飲食店・ホテルなどに木のストローの利用促進を図るとともに、市域外への普及・展開も進めていく。年末から来年にかけて量産体制を築く予定だ。

2019年11月11日(月)12:43

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