つぶやきで広げる社会貢献の輪

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「エルネパーク」トップページ

ツイッターでつぶやくだけで、社会貢献に参加できるウェブサービスが、このほど始まった。大日本印刷グループのDNPソーシャルリンク(東京都品川区)が運営するコミュニティサイト「エルネパーク」では、インターネット上に新たな場を設け、「何か社会に役立つことがしたい」という利用者の思いに応えようとしている。

同サイトでは5月31日まで、ツイッター投稿をフェアトレード(公平貿易)支援につなげる「フェアトレードを応援しよう!」キャンペーンを実施中だ。サイト内のつぶやき3万件ごとに、フェアトレード認証付きのコーヒー豆1袋(300グラム)を、つぶやいた会員に抽選でプレゼントする。

エルネパークの母体は、ポイントサービス「エルネ」だ。エルネは、ポイントサービス「マイポイント」が2010年末に改称したもので、名称にはL(エル)サイズの大きな価値の創出、そして語尾の「ね」に象徴される共感の広がりという意味が込められている。

インターネット上での買い物やアンケート回答でポイントを獲得し、貯まったポイントを商品券などと交換できる「エルネ」の登録会員は120万人。その力を社会貢献につなげるツイッター連動のコミュニティサイトがエルネパークだ。

同社はここ数年、エコをテーマとした月替わりの投稿企画を実施してきた。毎月1千~3千件もの書き込みに接して会員の意識の高さを知り、個人のささやかな思いでもツイッターを利用すれば大きな力になると考えた。

「生活者のつぶやきを社会貢献に変える仕組み」として始動したエルネパークでは、2つの「お題」を用意した。環境に良いことをしたら誰にともなくつぶやける「いいことアクション」と、毎日更新される環境情報についてつぶやける「今日のエコアイディア」だ。ツイッターによる口コミ効果で、環境意識が広がることを期待している。

つぶやくことで二酸化炭素(CO2)の排出削減に貢献できるサービスは、他社サイトで既にある。幅広い取り組みとの連携が、エルネパークの特徴だ。現在は同社のCSR(企業の社会的責任)活動の一環だが、将来的には他社の参加を募り、事業として持続させる計画だ。企業側にもツイッター経由で発信してもらい、社会貢献に積極的な企業と利用者が集い交流できる「場」としての発展を図る。

同サイトの立ち上げに関わった大日本印刷情報コミュニケーション研究開発センターの森本光昭氏は「お得とエコのバランスがとれたポイントサービスを目指す。ポイントを貯めて自分が得するだけでは満足しない意識の高い利用者と共に、社会貢献活動を進めたい」と抱負を語る。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)2011年2月25日

2011年2月28日(月)17:57

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