記事のポイント
- オルタナ編集部が選んだエシカルチョコ10選を紹介
- フェアトレードや寄付付きなど、エシカルなチョコレートが増えてきた
- 明治やピープルツリーのほか、医師や中高生が企画したチョコも
感謝の気持ちを伝えたり、自分へのご褒美にしたり、チョコレートを楽しむバレンタイン。近年では、フェアトレードや寄付付きなど、環境や社会に配慮したエシカル(倫理的)なチョコレートが増えている。オルタナ編集部で10商品を選んだ。(オルタナ編集部)
■チョコレートアカデミー受賞の「ハインデ&ヴェレ」
2023年末にオランダから日本に入ってきたばかりの「ハインデ&ヴェレ」。生産農家から直接購入した高品質の有機カカオ豆を、72時間以上、石臼の摩擦熱のみで滑らかにする伝統技法で、豆の自然な味を最大限引き出す。植物由来のオーガニックな代替ミルクを自社開発したアレルゲンフリーのチョコレートをはじめ、チョコレートアカデミーでの受賞実績も多く、ミシュランスターシェフも愛用する。当面は、月に1週間ほどの期間限定で販売予定。
あくまでも個人的な意見ですが、バレンタインデーのように商業目的で特定の商品を特定の日に大量販売させるような風習は、見直した方が良いのではないかと常々考えて来ました。オルタナ編集部では、そこを重々承知の上で「どうせ買うなら、エシカルな配慮のあるものを薦めたい」というお考えで企画された記事とは思いますが、やはり貴誌には「そもそも論」の一端でも触れて頂きたかったです。感謝の気持ちや自分へのご褒美にチョコレートに特化している時点で少々違和感を感じてしまいます。このような習慣はほぼ間違いなく過剰仕入れ、残材処分が発生します。性別に関係なく、多様な選択肢の中から人間らしい表現方法を提示して頂ければ幸いです。