記事のポイント
- 「ネスカフェ」が詰め替え容器のラベルを自由にデザインできる企画を開始
- スマホから顔や服装などのイラストを自由に組み合わせられる
- ネスカフェ原宿店などではオリジナル容器を受け渡すイベントも
ネスレ日本はこのほど、「ネスカフェ」の詰め替え容器のラベルを自分好みにデザインできるキャンペーンを始めた。スマートフォンから顔や服装などのイラストを自由に選ぶことができ、名前入りのラベル画像を作ることができる。「ネスカフェ原宿」店や全国のスーパーマーケットでは、デザインしたラベルを貼った詰め替え容器を受け渡すイベントも行う。(オルタナ副編集長=池田 真隆)

ネスレ日本は6月28日から、「ネスカフェ ヒーローボトルプロジェクト」を始めた。これは、「ネスカフェ」詰め替え容器のラベル画像を自由にデザインできるサービスだ。
スマートフォンで専用サイトにアクセスすると、顔や服装などのイラストを自由に選ぶことができる。その組み合わせは全部で199万通りに及ぶ。ラベルには名前も入れることができるので、プレゼントにも最適だ。
ネスカフェ原宿店では9月1日まで、デザインしたラベルを印字したオリジナル容器を受け渡すキャンペーンを行う。

利用者は500円を支払うことで、オリジナル容器とネスカフェの詰め替えパック「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック」を受け取る。店内でオリジナル容器に詰め替えを行い、詰め替え後、パックをリサイクルボックスに入れる。

全国のスーパーマーケットの催事スペースでも、オリジナル容器を受け渡すキャンペーンを行う予定だ。
■大切な人への「応援ボトル」にも
ネスカフェは2023年秋から、新コンセプトとして「Make your world」を掲げた。コーヒー豆の調達から製造、消費、廃棄までライフサイクル全体で環境配慮に取り組む。
ブランドとしてのあるべき姿を、「そのコーヒーは、あなたをちょっとだけヒーローにする」とし、ネスカフェを飲むことがサステナビリティを促すアクションだと打ち出した。
今回のヒーローボトルプロジェクトも、そうした新コンセプトの一環だ。
同社の飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒー&システム・ギフトボックスビジネス部の中西弘明氏は、「新コンセプトをどのようにして消費者体験として落とし込むか、1年前から議論してきた」と話した。
スマホでオリジナル容器を作る企画に決めた理由は、「名前を入れてカスタマイズできるので、誰かを応援したいときに、応援ボトルとして作ることができる。愛着が生まれる」とした。