おひさまファンド、新たに市民出資募集――長野県内の太陽光発電で

おひさまエネルギーファンド(長野県飯田市)は、「信濃の国おひさまファンド」の募集を7日から開始した。長野県内で行う太陽光発電事業について市民から出資を募るもので、募集総額は2億3500万円。(オルタナ編集部)

※「おひさま進歩スタッフブログ」から引用
※「おひさま進歩スタッフブログ」から引用

「信濃の国おひさまファンド」の募集対象事業の内、今回新たに「マイホーム発電所2014」を実施。南信州地域の一般家庭の屋根を借りて、家庭の費用負担がない形で太陽光発電設備を設置する。目標利回りは1口10万円・契約期間10年の場合、年2%。募集開始から2か月間は長野県在住者が優先的に出資できる「長野県民優先枠」も設けられた。

同社は「固定価格買取制度の売電単価は下がってきたが、(太陽光発電設備の)施工費やパネル費用も下がり、地域でのエネルギー自給を進めやすくなっている」と説明。金融庁から5月、ファンド口座の分別管理や財務局への報告に関して改善命令を受けて以降、初の募集となる。

信濃の国おひさまファンド(おひさまエネルギーファンド)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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