SB-J創刊記念「SB国際会議2016」サンディエゴ本会議報告セミナー開催
6月に開催された「サステナブルブランド(SB)国際会議2016」の報告セミナーが13日、都内で開かれた。「サステナブル・ブランド・ジャパン(SB-J)」を運営する博展とSustainable Life Media, Inc.(米国・サンフランシスコ)がSB-J創刊を記念し主催した。米国本会議に参加した、カシオ計算機の木村則昭氏、日立製作所の増田典生氏、駒澤大学教授の青木茂樹氏、オルタナ編集長の森摂が登壇し、「パーパス」や「ミレニアル世代」などをキーワードに報告した。(松島香織)
博展の鈴木紳介取締役が挨拶に立ち、「国際会議の会場はリゾートホテルでとてもフランクな雰囲気で生産性の高い会議だった」と振り返り、「サンディエゴ本会議の内容を日本企業に伝えたい」と話した。
オルタナ編集長の森は、国際会議のテーマである「アクティベイティング・パーパス(Activating Purpose)」の「パーパス」とは、企業やビジネスは何のためにあるのかを問う「存在目的」という意味であること、日本企業は特に「サステナビリティ(持続可能性)とプロフィタビリティ(収益性)」の二兎を追うべきであること、などを話した。