シャープ、太陽電池増で黒字拡大

シャープは7月29日、2010年4~6月期連結決算を発表した。それによると、前年同期に252億円の赤字だった税引き後利益が106億円に黒字転換した。売上高は24.0%増の7416億円だった。液晶テレビや液晶パネル、携帯電話、太陽光発電パネルなど主力製品の販売がいずれも順調に伸びた。

堺工場(堺市)で液晶テレビ用パネルの生産能力を増強したが、国内の生産量は市況を見極めて決定する方針という。

またシャープは同日、英国ウェールズ地方レクサムにあるシャープ・マニュファクチャリング・カンパニー・オブ・ユーケー(SUKM)の太陽電池の生産能力を倍増して年産500メガワット体制にする、と発表した。SUKM は米国に次ぐ海外で2番目の太陽電池生産拠点で04年春から生産を開始した。(I)

シャープ プレスリリース
2010年4~6月期決算
英国工場増設

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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