日産、屋久島でEVの普及促進

日産自動車は8月6日、鹿児島県と共同で屋久島においてEV(電気自動車)の普及促進を進める協定を締結したと発表した。低炭素化社会の先進的な地域づくりである「CO2フリーの島づくり」の推進を連携して取り組む。

世界自然遺産にも指定されている屋久島は、水力をはじめとする自然エネルギーが豊富とされる。鹿児島県は今年度、同島で「屋久島電気自動車普及促進支援事業」として、電気自動車購入に対する補助制度を既に実施しており、日産がこれを支援する形だ。

同社は具体的な取組みとして、道路の高低差や勾配の変化が大きい島内でEVが快適に走行できる環境作りを進める。同時に、豊富な自然エネルギーをEVの充電に活用するための研究も行うとしている。(斉藤円華)

日産自動車 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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