
[Sustainablebrands.comから転載] 横河電機は8月7日、2050年に向けたYOKOGAWAグループ全体のサステナビリティ目標を発表した。内容面では大きく3本柱で構成しており、ネット・ゼロ・エミッションズ(気候変動への対応)、サーキュラー・エコノミー(資源循環と効率化)、ウェル・ビーイング(すべての人の豊かな生活)の実現を目指す。具体的な取り組みや指標は、2018年度から始まる中期経営計画に織り込む予定だ。(オルタナ編集部=吉田広子)
同社が2050年に向けたサステナビリティ目標を策定した背景には、パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)の採択など、社会が解決すべき課題が全世界で共有され、企業が努力すべき方向が明らかになってきたことがある。
YOKOGAWAは、「YOKOGAWAは計測・制御・情報をテーマにより豊かな人間社会の実現に貢献する。YOKOGAWA人は良き市民であり勇気をもった開拓者であれ」を企業理念に掲げている。
今後も、環境や技術などの変化に対応し、長期的視点で社会が抱える課題の解決への取り組みを継続していくため、2050年に向けて目指す社会と、その社会の実現に貢献する姿勢および目標を設定したという。