
[Sustainablebrands.comから転載] セブン―イレブン・ジャパンは9日、トヨタ自動車が新たに開発する燃料電池トラックと燃料電池発電機などを2019年までに導入し、物流や店舗での省エネとCO2排出量の削減を目指すと発表した。具体的な削減目標はまだ決まっていないが、同社は今回の取り組みなどにより、環境に配慮した自動車の使用率を現行の15%から2020年までに20%に引き上げる計画だ。(オルタナ編集部=小松 遥香)
トヨタが開発をするのは冷蔵・冷凍商品を配送する燃料電池トラックで、動力と冷蔵・冷凍ユニットの電源を燃料電池化したものだ。
国内で1万9638店舗を展開するセブンは現在、冷蔵・冷凍商品の配送に5800台の車両を使用している。すでに同社は、ハイブリッドトラックや天然ガストラックなどの環境に配慮した自動車を全体の15%にあたる850台採用している。今後、切り替えを進めていく方針で、近く、三菱ふそうトラック・バスの電気自動車(EV)トラックを導入する。