ミレニアル世代とZ世代、社会・環境への関心高まる

自分のことを約41%が「人間」、約20%が「世界人」と捉えているミレニアル世代。国、宗教、人種を超えた「地球市民」という考え方をしている

Sustainablebrands.comから転載] 世界の「ミレニアル世代」「Z世代」と呼ばれる若者たちが気候変動や社会課題に一段と大きな関心を寄せている。世界経済フォーラムの調査によると、「ミレニアル世代」の約50%が世界規模の問題の中で「気候変動」が最も深刻だと考えていることがわかった。また米国では、ミレニアル世代より若い「Z世代」の87%が、社会や環境問題に関心があることが明らかになっている。各種調査機関の調査内容を見ると、政治や企業活動について、これら世代の志向を注視することの必要性が指摘されている。(クローディアー真理・寺町幸枝)

「気候変動」を最も憂慮

世界経済フォーラムの年度調査「グローバル・シェイパーズ・アニュアル・サーベイ2017」は、186カ国約3万1500人のミレニアル世代(18-35歳)を対象に3月末から6月末まで行われた。テクノロジー、経済、価値観、職業、ガバナンスについての若い世代の意見を集め、分析している。「世界全体に影響している最も深刻な問題は何か」の質問に対し、最も多い約49%が「気候変動/環境破壊」と回答した。気候変動は、人間活動が原因であるという科学者の見解に同意するミレニアル世代は90%を超える。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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