[Sustainablebrands.comから転載]
SB-J コラムニスト・足立 直樹
こんにちは、サステナブルビジネス・プロデューサーの足立です。企業の方がブランドに興味を持つのは、最終的にはブランディングによって自分の会社やその製品をより多くの消費者に選んでもらいたい、もっと言えば商品を購入して欲しいという思いからでしょう。だからこそブランドを確立したいし、そのブランドをより良いものにしたいのだと思います。
一方で企業が自分たちの取り組みを紹介しても、ただの宣伝だと思われてしまい、なかなか消費者には信じてもらえない、共感してもらえない、という悩みも多いようです。今回はそうしたときに企業が取り得るもう一つの戦略として、すでに確立した信頼されているブランドを利用するというやり方をご紹介したいと思います。
最近は消費者から製品そのものの品質だけではなく、使用する原材料が作られるプロセスまで問われることが増えてきています。フェアトレードとか、エシカル消費といった言葉もいろいろなところで聞かれるようになりました。