2002年に「脱・使い捨て社会」プロジェクトを開始した国際環境NGO「FoE Japan」は、11月11日までパネル展「しくみを作れば、ごみは減る!~脱・使い捨て社会をめざそう」を東京・丸の内の「丸の内さえずり館」で開催中だ。1995年に使い捨て商品の使用を一部禁止した韓国をはじめ、各地の取り組みなどを紹介する。
日本では1995年に「容器包装リサイクル法」を施行したが、リサイクルが進む一方で、ごみの大幅な減量は実現していない。同NGOが参加する「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」は次の法改正に向け、3Rからリサイクル(再資源化する)を除いたリデュース(ごみを減らす)、リユース(繰り返し使う)を意味する「2R」の促進を国や自治体に請願するための署名運動を10月から始めた。
また、13日には2Rを推進するためのフォーラムも開く。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)2010年11月1日