生木の「クリスマスツリー」はサステナブルか否か

クリスマスをはじめとするホリデーシーズンの到来だ。ツリーを家に飾る人も多いが、日本ではプラスチック製が主流だ。一方、米国や欧州では、生木を使うことが珍しくなく、山や森に出かけて行って木を選び、自ら切って購入する人たちも多い。木を切ることはサステナブルなのだろうか。実は、生木のクリスマスツリーは伝統を繋ぎ、環境を守り、暮らしを支える産業なのだ。コロナ禍で米国のクリスマスツリー市場にも変化が見られている。(米ポートランド=山中 緑)

生木のツリーで部屋は森の香りに (写真提供=Yuri Baxter-Neal)
midoriyamanaka

山中 緑・米ポートランド

北海道オホーツク育ち。ローカル新聞社を経営する両親のもと、地域の産業や街づくりを身近に感じて育つ。海は冬になると氷が流れてくるものだと思っていた。札幌の短大を卒業後、タウン誌の編集部勤務を経て1999年に単身渡米。アートセンターカレッジオブデザインにてコミュニケーションデザインを学び、学士号取得。デザインをベースとしたコミュニケーションの仕事に従事。2007年に独立。2013年に帰国するも、2018年に不登校の娘と二人で再び渡米。シングルマザー。執筆記事一覧

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