老舗寿司屋がMSC認証クロマグロを買ったワケ

今秋、MSC認証を初取得した「太平洋クロマグロ」が豊洲市場に出荷された。1キロ6800円と高値で取引されたこのマグロを真っ先に仕入れたのは、東京・大森海岸の老舗高級寿司屋「松乃鮨」だ。同店の若大将・手塚良則さんは、海外通としても知られる若手寿司職人の一人。「今後、世界のマーケットを考えれば、生魚を食べる文化を持つ日本の古き寿司屋こそ、サステナビリティを意識することが重要だと思う」と話す。(寺町 幸枝)

MSC認証を初取得した「太平洋クロマグロ」
teramachi

寺町 幸枝(在外ジャーナリスト協会理事)

ファッション誌のライターとしてキャリアをスタートし、米国在住10年の間に、funtrap名義でファッションビジネスを展開。同時にビジネスやサステナブルブランドなどの取材を重ね、現在は東京を拠点に、ビジネスとカルチャー全般の取材執筆活動を行う。出稿先は、Yahoo!ニュース、オルタナ 、47ニュース、SUUMO Journal他。共同通信特約記者。在外ジャーナリスト協会(Global Press)理事。執筆記事一覧

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