SDGsを目指した株式公開で日本はどう変わるか

保育園運営のポピンズホールディングス(以下ポピンズ)が上場した。この新規株式公開は国内初の「SDGs IPO」と呼ばれている。SDGs IPO とは、通常の株式公開ではなく、SDGsへの貢献を最優先した資金調達と活用を目指すものである。ポピンズの場合は調達した資金は保育施設の新設など社会課題の解決につながる事業に限定して使うことを指す。数年前から「ソーシャルIPO」という考え方で、ほうぼうで議論が始まっていた。これを目指すソーシャルスタートアップは少ないがあった。ただ普及までは時間がかかりそうだ。

ソーシャルな株式公開は今後のトレンドになるのか
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安藤 光展・CSRコンサルタント

CSRコンサルタント。専門は、CSR、SDGs、サステナビリティ情報開示。著書は『創発型責任経営』(日本経済新聞出版、共著)ほか多数。2009年よりブログ『サステナビリティのその先へ』運営。ネット系広告会社などを経て2008年に独立し、現在は一般社団法人CSRコミュニケーション協会・代表理事。1981年長野県生まれ。執筆記事一覧

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