昨年12月中旬までは10円/kWh前後であった電力卸売価格だが、年末から急高騰し、ここ数日では100円/kWh前後まで高まっている。異常高騰が起きた背景には、発電燃料の液化天然ガス(LNG)の不足がある。

電力取引価格が急高騰したことで、自然エネの調達価格も高騰した。ハチドリ電力のような新電力小売業者が自然エネを調達する際には、電力卸売価格を出している「日本卸電力取引所(以下JEPX)」が定めた価格で取引する仕組みになっている。

LNGと自然エネは一見すると関係ないように見えるが、JEPXが定めた取引価格が急高騰したことで、自然エネの価格も上昇したのだ。

今すぐできる7つの節電

JCCCA全国地球温暖化防止活動センターは、日本のCO2排出の最大の要因は発電(40.1%)と発表している。家庭から出しているCO2の約半分も電気だ。そこで、ハチドリ電力ではおすすめの節電方法を同サービスのサイトで紹介している。

1、こまめにスイッチOFF
照明も電化製品も本当に必要な時だけ使い、使わない場合はこまめにスイッチを切りましょう。また、長時間使用しない場合はプラグを抜いておきましょう。

エアコン
タイマーを上手に使い、必要な場所で必要な時に。外出する場合は直前ではなく早めにスイッチOFF。

照明
こまめに消灯を。また、明るさの調整によって必要最低限の灯かりにすることができます。

テレビ
見ていない時は電源をOFFに。リモコン待ち状態でもエネルギーを消費するため、消す時は主電源から消すことをお勧めします。

2、待機電力削減
使用していない場合にも電力が消費されてしまう「待機時の消費電力」
年間を通じて家庭で消費される電力量を見ると、待機時消費電力は約6%を占めます。なんとこれは、テレビの消費電力量とほぼ同じ割合にあたります。
例えばパソコンの場合、使わない時は電源をOFFにするだけでなく、コンセントからプラグを抜けば待機電力も減らすことができます。また、照明のリモコン機能(点灯・消光・調光など)を使用中は約1Wの電気を消費しています。照明のスイッチの電源を切ると効果的です。

3、エアコンで節電
暖房の設定温度は20℃に
暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

カーテンで窓からの熱の出入りを防ぐ
特に厚手のカーテンや長いカーテン、また断熱シートも効果的です。

フィルターの掃除はこまめに
目安は2週間に一度。掃除をするだけで暖房時で約6%の消費電力削減になります。

室外機の周りに物を置かない
室外機は風通しの良いところに。 

4、冷蔵庫で節電
開いている時間を短く、余分な開閉はしない
開閉が多いと冷気が逃げてしまいます。また、設定温度はできるだけ「弱」に設定しましょう。

物を詰め込みすぎない
冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫内が均一に冷えなくなります。冷蔵庫の中を整理してみるだけでも節電になります。

熱いものは冷ましてから
熱いものを冷まさずにそのまま入れると庫内温度が上昇。再度庫内を冷やすための余分なエネルギーがかかってしまいます。

5、照明で節電
照明器具の掃除で明るさアップ

省エネ型の照明器具に買換え
例えば、周波数変換機。家庭に届く電気の周波数を目的に合わせて変換するものです。ON・OFFだけでなく明るさ調節もできるから、従来の器具にくらべて省エネ効果に優れています。また、白熱電球を利用している場合は、なるべく消費電力の少ない、電球型蛍光灯やLED電球に買換えましょう。 

6、テレビで節電
画面は明るすぎないように
液晶テレビ、プラズマテレビは、画面モードを省エネモードに。

音量は大きすぎないように

7、家庭でできるその他の節電
炊飯器の保温は控える
ご飯は保温よりも電子レンジで温めましょう。

トイレの温水洗浄便座の設定温度は低めに
使わないときは温水洗浄便座のフタを閉めると節電のほか、感染症対策にもなります。

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