読み聞かせ:フクロウ王子と一緒に学ぶSDGs(1)

■web絵本 第一話:地球がどんどん暖かくなっているのはなぜ?

長年にわたり子どもたちに寄り添ってきたギンザのサヱグサが、環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)を親子で楽しく学ぶための物語をお届けします。

子どもたちが「気候変動」「ごみ問題」「生物の話」「食と水」「大気汚染」について、かわいいイラストを見ながら楽しく学べる内容となっています。小さなお子さまには読み聞かせしながら、この物語をお楽しみ頂ければと思います。

この物語の主人公は、森に住む小さなフクロウ王子。おじいちゃんの王様フクロウと仲間たちが、自然界や人間の営みを見せながら、フクロウ王子の疑問にやさしく答えてくれます。今回は、気候変動がテーマのお話です。

気候変動はSDGsの目標13

ギンザのサヱグサは、1869年(明治2年)創業。「子どもたちのためのスペシャリティストア」として、子どもたちの感性を豊かに育むお手伝いを続けてきました。2012年、「SAYEGUSA GREEN PROJECT」をスタート。「Earth for Children 〜豊かな地球を子どもたちへ〜」というテーマを掲げ、環境・社会活動にも取り組んでいます。www.sayegusa.com

第1話  気候変動について 地球がどんどん暖かくなっているのはなぜ? 

©︎2012-2021 SAYEGUSA Inc.
illustration ©️ 2012-2021 uyo takayama 
「私的使用のための複製など一部を除き、無断転載・引用を禁じます」

ある日、北極にすむ友だちのシロクマから、王様フクロウに手紙がとどきました。

「どんどん氷がとけて、住めるところがへっているんだ。氷がうすいと狩りができないから、やせてしまったよ」

南の島にすんでいる人間の友だちからも手紙がとどきました。
「海面が高くなって島がしずんでしまいそうだよ」

手紙を見た王様フクロウは、「地球を暖めるガス (※1) がふえすぎて、暖かくなりすぎているようじゃぞ」と、つぶやきました。

いっしょに手紙を見ていたフクロウ王子は、「地球を暖めるガスってなに?」と、首をかしげます。

※1温室のような働きをするので、温室効果ガスと呼ばれています。その大半は、石油などの化石燃料を燃やすと発生する二酸化炭素です。
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #SDGs

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