■今さら聞けないサステナビリティ重要単語:COP■
COP(Conference of the Parties)は、国際条約の締約国が物事を決定するための最高決定機関。その一つに、気候変動に関するCOPがある。

1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた「環境と開発に関する国際連合会議(UNCED」で、「気候変動に関する国際連合枠組み条約(UNFCCC)」が採択され、1994年3月に発効された。

気候変動枠組条約第1回締約国会議(COP1)は1995年3月、ドイツ・ベルリンで開かれた。1997年12月には京都で気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)が開催され、温室効果ガスの削減目標を定める「京都議定書」を採択。同議定書は、2005年2月に発効された。2008年-2012年を「京都議定書第一約束期間」、2013年-2018年を「京都議定書第二約束期間」と呼ぶ。日本は第二約束期間に参加しなかった。

その後、京都議定書の後継として、「パリ協定」が誕生した。同協定は、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みで、2015年12月にフランス・パリで開かれた気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された。

パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて2度より十分に低く保ち、1.5度に抑えるために、2050年までに世界全体の温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にすることを目指す。日本は2016年11月にパリ協定に批准した。