200万円を切る三菱のEV、i-MiEV

三菱自動車のアイミーブ、Mグレード

三菱自動車は電気自動車のi―MiEV(アイミーブ)に価格設定のMグレードを設定し、25日から売り出す。車両価格は260万だが、国や地方自治体が提供する補助金を込めれば実質負担額は188万円となる見込み。

アイミーブは2009年から世界で初めて一般向けの量産EVとして発売された。発売当初は460万円だった価格を10年には398万円まで値下げ。補助金込みでは280万円前後で購入できた。今回、価格をさらに引き下げたことで、EVの普及に弾みがつく可能性がある。各国の自動車メーカーは、EVを2010年から本格的に市場投入している。

Mグレードより蓄電池の容量が多く航続距離の長いGグレードは、8月中旬に発売する予定。Gグレードの価格は380万円で、政府による補助金適用後のユーザーの実質負担額は284万円となる。

オプションとして、家電への電力供給が可能になる装置の販売も予定され、EVが街の電力源になることも期待される。(オルタナ編集部=石井孝明)

■三菱自動車プレスリリース

http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2011/news/detail4481.html

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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