温暖化交渉、今年中の決着困難との見方も

2013年以降の地球温暖化対策の枠組み(ポスト京都)について4月9日からドイツのボンで開催されていた国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の作業部会で、同条約のデブア事務局長は同月12日、年内の交渉は決着しないとの見通しを示した。ロイター通信など、現地からの複数の報道が伝えた。

昨年12月にデンマークのコペンハーゲンで開かれたUNFCCC第15回締約国会議(COP15)ではポスト京都をめぐって交渉が難航し、拘束力のある協定を結ぶには至らなかった。今年11月末にメキシコ・カンクンでCOP16が行われる。今回の作業部会では規制を強化することを求める先進国と、経済発展を阻害するとして規制を拒否する途上国間の意見対立が見られた。

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