名古屋で「さよなら原発パレード」に2000人

白川公園では、「赤いつぶつぶの絵」など脱原発ポスター展のコーナーが設けられた

名古屋市で19日、脱原発を訴える「9・19さよなら原発パレード」が開かれ、約2000人(主催者発表)が繁華街などを練り歩いた。

同市中区の白川公園には「こどもたちを放射能から守ろう」「原発ゼロ、再生可能エネルギーへの転換を」などと書かれたのぼりやプラカードを持った人たちが続々と集合。公園の一画では「原発に不安を感じるママの会」が脱原発ポスター展のコーナーを設け、岐阜県在住のイラストレーター柚木ミサトさんによる「赤いつぶつぶの絵」などのポスター約60点が青空の下で飾られた。

主催者あいさつでは柚木さんのコメントが読み上げられたほか、霞ヶ関の経産省前でハンガーストライキを行っている名古屋出身の大学生、関口詩織さんが携帯電話で「私はハンスト、皆さんは歩いてそれぞれの思いを発信する。向かう先は同じ。心を一緒に祈りながら楽しく歩いて」などと呼び掛けた。

参加者は音楽を流しながら繁華街の栄をパレード、中部電力本店前では「浜岡原発はもういらない」などとシュプレヒコールをあげた。(オルタナ編集委員=関口威人)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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