オルタナ27号(2011年12月26日発売)

今月の表紙
俳優 エマ・ワトソン(1990年―)映画「ハリー・ポッター」のハーマイオニー役で知られる。
2010年にフェアトレード(公正貿易)の専門ブランド「ピープル・ツリー」とコラボ企画を立ち上げた。
「もしあなたが問題意識を持ち、そして途上国の人の暮らしを変えたいと思うなら、機会がある時はいつも、フェアトレードの製品を選んで欲しい」と訴えている。
(写真:Startraks/アフロ)

◆ オルタナパーソン
コモンズ投信 会長 渋沢 健
高祖父の「論語と算盤」、現代なら「持続可能性」

「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の玄孫(やしゃご)である渋沢 健氏。米証券大手やヘッジファンドに勤めた後、3年前に独自の長期投資基準を持つ投資信託会社を設立した。高祖父の「論語と算盤」を「サステナビリティ」に置き換え、オルタナティブな資本主義の価値観を探る。

◆ 第一特集 善意の循環へ戦略で競おう

日本の寄付文化は遅れている─。そう言われて久しかったが、東日本大震災では多くの浄財が世の中にあふれ出た。これを一時のブームに終わらせず、「善意」をお金として循環させるためには、寄付する側も、集める側も新たな戦略が必要だ。

オルタナが選んだ戦略的寄付活動14選
改正NPO法で日本の寄付とNPOは変わるか
赤十字への安易な寄付でいいのか
やっぱり米国で寄付が盛んなワケ
個人の寄付は企業の8倍――など

columns

オルタナティブ人間論  田坂広志
人類の知に求められる「7つの成熟」

エゴからエコへ  田口ランディ
「復興」は好きじゃない

マエキタ流   マエキタミヤコ
賢愚を見分ける、脱コンフォーミスト宣言

agriculture
日本農業「 常識」と「非常識」の間   徳江倫明
「自給率」ではなく「自給力」を問おう

forestry
「森を守れ」が森を殺す   田中淳夫
林業の機械化もマンパワーから

fishery
「持続的な漁業」なら勝てる!  勝川俊雄
獲ってなんぼから「売ってなんぼ」の漁業へ

isights
Hungry for Mission  今 一生
廃材をデザイン力で商品に
NEWSED PROJECT

U-40が日本の政治を変える   BNJ
旗頭で潮流を作る

エコスゴいトレンド情報   greenz.jp
震災を記憶にとどめる映画
地球環境を映像で読む Green TV Japan
草木の恵みへの感謝の証

オルタナティブな空間   馬場正尊
記憶をめぐる小旅行

RtR JAPAN 運営日記   松丸佳穂
生きる力を授ける教育

◆エコのご意見番   木内 孝
きれいにしよう、日本 ②

思考するCSR   藤井敏彦
「失敗の失敗」とはこれ如何に

欧州CSR最前線   下田屋 毅
欧州委員会が新CSR戦略

alternative lifestyle
KIYOの哲学 実践編   南 清貴
野菜と肉の栄養を丸ごといただき温まろう

エコでヘルシーな食空間  岡村貴子
「日本人らしさ」を感じるフランス料理

エシカル・ファッションの旗手たち  生駒芳子
アフリカの未来を支える、エシカル・スピリットの美しい服

東京ポタリング  山本修二
商店街を巡る中野の美味しい散策路

世界のエコホテル巡礼  せきねきょうこ
大自然と野生動物の生態系に触れる旅

もうひとつの話題作  古賀重樹
震災後、灯りの消えた東京の姿

後書きの余韻
開発(かいはつ)から開発(かいほつ)へ

オルタナセレクト
冬の節電も何のその! 快適エコアイテム

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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