東京ガス、パナソニックなど10社が加盟する風呂文化研究会は20日、入浴について学ぶことを通して生涯にわたる健康増進を図る「浴育」の取り組みとして、小冊子「浴育のすすめ」の最新号「運動とお風呂のいい関係~日々の入浴で健康に~」を同研究会のサイトに掲載した。

5冊目となる今回の「浴育のすすめ」では、運動後の疲労回復に最適な「浴槽入浴」と、健康的なからだ作りに役立つという「入浴+ストレッチ」などを紹介。ちなみに過去の同冊子では「はじめての銭湯」「健美浴の王道」などをテーマに扱っている。
風呂文化研究会は入浴に関連する企業が集まり1990年に発足。生涯の健康に役立つ入浴法や、その効果を学ぶ「浴育」の提案を行う。具体的には38~40度の湯音で入る「ぬるめのお湯での浴槽入浴」が安全でリラックスできる入浴法であるとし、その普及を進めるとしている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年9月20日