住友理工は「サステナ モノづくりテックアワード」を開催します。理系の大学生/大学院生/高専生を対象にしたアワードで、SDGs領域など、社会課題の解決に資する新しい技術やイノベーション、アイデアを応募して頂きます。応募期間は8月25日~12月22日。最優秀賞などには、助成金として総額200万円を贈呈し、アイデアの実現に向けた研究開発を応援します。特に優秀なアイデアには、同社との共同研究の実施を検討しています。(オルタナ編集部)
同アワードの応募資格は、国内の大学生・大学院生・高専生(専攻科生・博士課程も可、社会人経験のある方は対象外)です。最大5人での連名での応募も可能です。
同アワードでは、SDGs領域など、社会課題の解決に資する新しい技術やイノベーション、アイデアなどを募集します。
有識者らによる選考を経て、各賞が決まります。最優秀賞(1組)には助成金として100万円、最優秀次席(2組)には50万円が贈られます。優秀なアイデアには住友理工との「共同研究」の実施を検討させて頂きます。
住友理工は2014年から2024年までの10年間、毎年「SDGs学生小論文アワード」を開いてきました。「サステナ モノづくりテックアワード」はその後継のアワードです。新規事業につながるような技術・イノベーション、アイデアの応募をお待ちしております。
第1回「サステナ モノづくりテックアワード」概要
住友理工は2014年以来、SDGs学生小論文アワードを10年間、運営してきました。2025年からは、理系の大学生/大学院生/高専生を対象に、「サステナ モノづくりテックアワード」を開始します。同アワードでは、SDGs領域など、社会課題の解決に資する新しい技術やイノベーション、アイデアを応募して頂きます。弊社はそれを評価・表彰するとともに、開発資金の一部を援助します。応募は大学/大学院/高専を中心としたグループに限ります。新規事業につながるような技術・イノベーション、アイデアを期待しております。
*提供する助成金の一部を研究に使って頂くことが条件です。
*研究成果については何らかの形でご報告して頂きます。■応募期間
2025年8月25日(月)~12月22日(月)23:59■応募条件
全国の大学生・大学院生・高専生(専攻科生・博士課程も可、社会人経験のある方は対象外、最大5人の連名応募も可)■応募方法:
・エントリーシート
・プレゼン資料(ppt 5~30枚)■助成額:
最優秀賞:1組(助成金100万円)
最優秀次席:2組(助成金50万円)
*助成金額に関しては、総額は変えずに、賞の数を柔軟に変える場合がございます。
*優秀なアイデアには住友理工社との「共同研究」の実施を検討させて頂きます。
*応募アイデアが入賞した場合、応募者が知的財産権(著作権、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権)を持っている場合を除き、その権利に関しては、主催者(住友理工社)と協議の上決定するものとします。知的財産権の権利は、受賞者または主催者どちらかに帰属または共同出願も選択できるものとします。■審査基準:
1)包括性(SDGsのスローガン「誰一人取り残さない」という視点を持っているか)
2)革新性(社会課題の着眼点やものづくりそのものにオリジナリティはあるか)
3)社会性(よりよい社会の実現を目指すという価値観を共有できているか)
4)探求性(提案する技術を深く考察し、探求できているか)
5)実現性(実現可能性を十分に検討できているか)
■外部審査委員 :*審査には事務局、住友理工社も加わります。

高村ゆかり氏:
東京大学 未来ビジョン研究センター教授
島根県生まれ。専門は国際法学・環境法学。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。名古屋大学大学院教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)教授などを経て2019年から現職。ロンドン大学客員研究員(2000〜2001年)。2025年からフランス国立科学研究センター(CNRS)Fellow-Ambassadeur

山口隆司氏:
国立大学法人長岡技術科学大学学長特別補佐(産学・地域連携・SDGs担当)
技術開発センター長/技術科学イノベーション系/環境社会基盤工学系(兼任)教授
NaDeC構想メンバー、函館工業高等専門学校客員教授、鹿児島工業高等専門学校客員教授、国立環境研究所客員研究員、ハノイ工科大学客員教授
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平本督太郎氏:
金沢工業大学SDGs推進センター所長、情報デザイン学部経営情報学科教授
慶應義塾大学環境情報学部卒。同大学大学院にて博士号(メディアデザイン)取得。野村総合研究所入社、経営コンサルタントとして、MDGs/気候変動対策における官民連携政策立案、民間企業事業創造支援により社長賞受賞。金沢工業大学着任後、現場統括として第1回ジャパンSDGsアワード受賞に大きく貢献したほか、受賞多数。開発したSDGsゲーミフィケーション教材は世界71ヶ国で70万人以上が体験するコンテンツへと成長。経済産業省、環境省、JICA、ジェトロにおけるSDGsビジネス関連の委員、NHK中部地方放送番組審議会委員長、沖縄県SDGsアドバイザリーボード会議委員、野々市市SDGs未来都市アドバイザリーボード座長他、日本政府・公的機関の委員を歴任。著書・メディア出演多数。



