
[Sustainablebrands.comから転載] CSRブランディング最前線 第17回
企業の経営企画・CSR・IR部門の方から、こんな声をよく聞きます。中期経営計画に、「CSR/CSV/ESG」を取り入れたい…。でも、経営戦略とのつながりがピンとこない。自分が腹落ちしていないので、経営層にうまく説明できない。
持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために
このフレーズは、金融庁と東証による「コーポレートガバナンス・コード」のサブタイトルです。この実現のために、東証一部上場企業2024社(2017年9月1日現在)をはじめ、全上場企業3560社が時代にふさわしい「新しい経営のあり方」を模索しています。持続的・中長期の視点は、まさしく「中期経営計画」策定に必須です。そのプレミアムな切り口が、「CSR/CSV/ESG」なのです。この3種のアルファベット3文字は、上場・非上場、規模の大小・業態に関わらず、持続的な成長・中長期の企業価値向上のためには、きわめて重要な役割を果たします。