NPOテーブル・フォー・ツー、「押し付けではない寄付」で浸透

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小暮真久代表は、世界でのTFTの活動についてや支援先について講演した。世界的にもTFTの活動は賛同を得られ拡大しているが、支援を必要としている場所もまだまだ多くあると話す

世界の食糧問題解決に取り組むNPO法人テーブル・フォー・ツー(TFT、東京・港)は2月20日、「TFT活動報告会」を開催した。支援先であるアフリカ5カ国での活動報告やTFTプログラムの導入企業5社による事例紹介が行われた。

TFTの直訳は「二人のための食卓」。開発途上国では食糧不足の問題が起きている一方で、先進国では肥満が社会問題になっている。その二つの問題を解決する方法として、2007年10月にTFTプログラムが誕生した。

TFTプログラムは、導入した社員食堂や店舗で対象のヘルシーメニューを購入すると、代金のうち20円が寄付され、アフリカの子どもに給食1食分を送ることができる。

TFTプログラムは、誕生以来活動を広げて日本国内の約550の企業・団体で実施された。海外では、肥満問題が深刻なアメリカ、欧州やアジアで支部を設けて、本プログラムの取り組みを広めている。海外メディアはTFTの活動について「ユニークで分かりやすく、賛同したい仕組みだ」と取り上げているという。

■ 給食支援だけでなく、オレンジやトマトの栽培も

プログラムの支援先は、エチオピア、ウガンダ、タンザニア、ケニア、ルワンダの世界的にも飢餓状況が深刻な5カ国だ。TFTは、現地のNPO団体などと相談して、学校給食事業の支援を行っている。

TFTは現地のNPO団体と協力して、学校に畑を作り、乾燥に強く換金性の高いオレンジやトマトの栽培事業も行っている。収穫したオレンジやトマトは、学校給食で使われるだけでなく、売りに出して学校給食事業の運営資金になる。

小暮真久代表は「学校給食支援の輪は、多くの協力で確実に拡大しているが、それでもまだ支援の手が届いていない場所が多くあり、より一層活動を進める必要がある」と話した。

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2013年2月22日(金)19:04

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