環境省は6月から、環境保護と省資源のため「マイカップ・マイボトルキャンペーン」を始めた。紙製の飲料容器を減らすのが狙いだ。
客が持参した水筒や携帯型の容器などに飲料を提供するよう、コーヒーショップやファストフード店に要請する。これと並行して専用サイトを開設し、協力店舗の紹介を行う。この取り組みは全国魔法瓶工業組合などが後援し、地方自治体や市民団体にも参加を呼び掛ける。
また、6~7月にフェリス女学院大学(横浜市)、横浜市立大学(同)、大阪大学(大阪府豊中市)の3ヶ所で、モニターの大学生400~500人にステンレス製のボトルなどを無料配布。利用状況などを調べて、今後の普及の参考にする。