地域で自然エネルギー事業を担う人材を育てるビジネススクール「まちエネ大学」が今年度も開かれる。横浜、仙台、秋田など5都市で開講が予定されており、9日(水)には横浜で説明会を兼ねたプレイベントが開かれる。(オルタナ編集委員=斉藤円華)
まちエネ大学は、資源エネルギー庁が進める自然エネルギー普及事業「グリーンパワープロジェクト」の一環として昨年度から始まった。参加者は4回開かれる講義を通じて、地域で自然エネルギー事業を立ち上げるための基礎知識を身につける。
昨年度は札幌、東京、滋賀、和歌山、松江の5都市で開催。全国で31の事業プランが発表され、この内、北海道ではまちエネ大学をきっかけに2つの事業会社が発足した。
プレイベントでは自然エネルギーやFIT(固定価格買取制度)の最新動向、地域で自然エネルギービジネスを取り組む上での心構えなどを学ぶ。ゲスト講師は経済産業省経済産業政策局調査課長(前資源エネ庁新エネルギー対策課長)の村上敬亮氏、ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表の大和田順子氏ほかを予定。9日は横浜市開港記念会館で午後6時から。
この他、11日に仙台、14日に秋田市でも開催される。いずれも参加は無料だが事前申し込みが必要。