希少な「古来種」20種を味わう「ナスフェス」

全国から集められた個性的な茄子の展示
全国から集められた個性的な茄子の展示

「旅する八百屋」と称する野菜販売店「warmerwarmer(ウォーマーウォーマー)」代表の高橋一也さんは8月9日、配送拠点の東京・吉祥寺の一軒家で「Nasu Fes.」(茄子まつり)を開催した。少しでも多くの人に「古来種」の野菜の存在や美味しさを知ってほしい、との思いからだ。全国に70種類残っていると言われる希少な「古来種」の茄子のうち、20種類以上が集められ、試食会や販売会が行われた。(福島由美子)

「古来種」とは、何千年も先祖代々から守られ伝えられてきた在来種や固定種を総称し、それらを守りたいという思いをこめて高橋さんがつくった造語だ。在来種や固定種の野菜は、均一規格を求められる日本の一般の流通には適さないが、個性豊かな形や味が特徴だ。

この日のイベントでは、全国の在来種・固定種の個性的な茄子が20種類以上集まった。紫だけでなく、白や緑、形も、長いもの、丸いもの、大きいもの、小さいものなど様々な茄子が展示販売された。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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