世界初・医療情報をフェリカICカードに、ベトナムで献血カード3000枚を無償配布

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■ 生活習慣病対策にも貢献

パークウェイは、ベトナムの通信最大手VNPT子会社と共同開発し、血液学・輸血研究所と協働し、献血イベントにもVSmileカードを導入した。これまでに3000枚を無償配布している。

2014年7月に開催した献血イベントでは、1万人が来場。従来は、来場者が紙のチェックシートに記入し、受付でデータ登録を行い、採血するなど、膨大な時間がかかっていた。

だが、VSmileカードによる自動化システムを導入したことで、入力作業時間を大幅に短縮。手作業による転記ミスや重複登録も防げるようになった。日本と同等の利便性が享受できるよう即時発行し、すぐに手渡せるのも特徴だ。

ベトナムで開催した献血イベント。1万人が来場した

ベトナムで開催した献血イベント。1万人が来場した

VSmileカードは業務効率の改善だけではなく、生活習慣病の早期発見にもつながる。献血と同時に血液検査も行われるからだ。

東南アジアでは、経済発展にともない、食生活が変化し、肥満や糖尿病といった生活習慣病が増えている。WHO(世界保健機関)の予測によれば、2032年までにベトナム全体の糖尿病有病率は4.0%、都市部では6.5%に上るという。

百瀬社長は、「献血カードを普及させ、ヘルスチェックの機会を増やしたい。ベトナムでは交通事故も多く、『救急カード』としての役割も大きい」と説明する。

「日本の最先端技術は広く海外でも十分通用する。今後は、VSmileカードの電子マネー機能を活用して、病院や店舗、交通機関の支払い処理などにも展開させていきたい」と意気込む。

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2015年1月20日(火)10:57

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