米パタゴニア、1日分の売り上げ「全額」を寄付へ

パタゴニアは、ブラックフライデーの売上高全額を環境団体へ寄付する (C)Andrew Hyde
パタゴニアは、ブラックフライデーの売上高全額を環境団体へ寄付する (C)Andrew Hyde

アウトドアアパレルメーカーのパタゴニアは、米国でクリスマス商戦の初日と位置付けられる「ブラックフライデー」(今年は11月25日)の売上高の全額を環境団体へ寄付すると発表した。店頭とオンラインを合わせて200万ドル(約2億円)の寄付を見込む。環境関連のニュースメディア「Treehugger」の取材によれば、「温暖化対策に後ろ向きなトランプ氏が大統領選で当選し、新政権の環境対策への危機感が募った」(シーヒー環境担当副社長)ことが背景という。

ブラックフライデーは、米国小売店にとって、1年で最も売り上げが見込める日だ。パタゴニアは創設以来、環境問題に草の根的な活動を行うNPOやNGOへ、売り上げの1%を寄付してきており、同社のプレスリリースによると、その総額は7400万ドル(約82億円)に上る。

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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