紳士服はるやまが「ノー残業手当1万5000円」導入

夜も明かりがともるオフィスビル Image credit:Joe Lodge
夜も明かりがともるオフィスビル Image credit:Joe Lodge

働き方改革が叫ばれるなか、紳士服大手のはるやまホールディングス(岡山県岡山市)は「ノー残業手当」として毎月の残業時間ゼロを達成した社員に4月から1万5000円を支給する。長時間労働をなくすことで社員の健康を促進するために、残業をしない社員が得をする制度とした。自ら残業をなくす意識を社員に浸透させることが狙いだ。(辻 陽一郎)

同社では、2015年12月から健康宣言を掲げ「社員の健康を応援し、社内から健康で元気になる」ことを目指す。同社では社員1人当たりの月間残業時間は10.5時間。宣言を実現するために残業による過度な疲労を減らす必要があった。

同社経営企画部の伊藤亜有美広報担当は「本当に残業時間ゼロ時間を実現するには、実質の業務を改善すること。さらに社員一人ひとりが『残業をなくそう』という意識の向上と浸透が必須であると考え、ノー残業手当の導入に至った」と話した。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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