森を知るには、木を知ろう

岩崎 唱
ライター、元森林関係のNPO 事務局長

 

そこで、木の種類を知るため図鑑に頼ることになる。世の中には実にさまざまな図鑑が出ていて、それぞれ工夫を凝らして調べやすく編集しているが、ある程度の樹木の種類に関する基礎知識がないと調べるのに苦労することが多い。

最近、見つけて、これは使いやすいと感じたのが図鑑作家の林 将之さんの「くらべてわかる木の葉っぱ」だ。この図鑑は、山と渓谷社のくらべてわかる図鑑シリーズの中の一冊で、その名の通り実際に見比べて調べることができるのが特徴。B5版で持ち運ぶにはちょっと大きなサイズだ。

しかし、このくらいのサイズの方が調べるときには役に立つ。以前は、持ち運びのしやすさを重視してポケットサイズの図鑑を使っていたが、フィールドで見づらいなあと思っていた。

植栽地に生えていたホンザンショウ。刈るといい香りがたちこめる(長野県佐久市大沢財産区)

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岩崎 唱
ライター、元森林関係のNPO 事務局長
フリーランスのコピーライター。「緑の雇用担い手対策事業」の広報宣伝活動に携わり、広報誌Midori Pressを編集。全国の林業地を巡り、森で働く人を取材するうちに森林や林業に関心を抱き、2009年よりNPO法人 森のライフスタイル研究所の活動に2018年3月まで参画。森づくりツアーやツリークライミング体験会等の企画運営を担当。森林、林業と都会に住む若者の窓口づくりを行ってきた。TCJベーシッククライマー。

2017年4月5日(水)19:00

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