パーム油:消費者の認知、不十分(金子貴代)

日本では、個別の企業がRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟し、目標設定をすることで少しずつ進んできた。2016年は13社、2017年は26社、2018年も9月までに31社が新たに加盟し、全体で106団体となった。

イオンは「2020年までにプライベートブランドでの持続可能な認証(RSPOなど)原料の100%利用」、日本生活協同組合連合会は「2020年までに、コープ商品(プライベートブランド)全体について認証パーム油への切り替えを進める」といった具体的な目標を掲げている。

しかし、生産国とその周辺国で発生している課題解決のためには、現状の2割を占めている「RSPO認証油を購入すれば良い。それで企業の取り組みは終わり」ということではない。

■この続きは雑誌オルタナ55号「SDGsウォッシュ 回避への9行動」に掲載されています

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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