シマフクロウの森と屋久島の杉を見て思ったこと

早いもので今年ももう8月を迎えました。私事で恐縮ですが、7月中旬、北海道と屋久島に行ってきました。北海道は浜中町を訪れました。釧路と根室の中ほどにあります。ここでNPO法人「シマフクロウ・エイド」は活動しています。(オルタナ編集長・森 摂)

シマフクロウは日本最大のフクロウで、成長が翼を広げるとその長さは180センチにも達します。サッカーJリーグの北海道コンサドーレ札幌のキャラクターは、シマフクロウをモチーフにしているそうです。

この一帯を「琵琶瀬」の展望台から望むと、まさに絶景が広がります。森と湿地帯が混在する大地を何本もの大河が蛇行しているのです。これまでの人生で最も印象的な風景の一つになりました。

しかしシマフクロウは針葉樹の植林や地域開発によって数が激減し、国の天然記念物であるほか、環境省のレッドリストでは「絶滅危惧IA類」に分類されています。

その生態系を取り戻そうと努力されているのがシマフクロウ・エイドの菅野正巳さん(代表理事)と直子さん(事務局長)のご夫婦です。お二人とも関東出身ですが、20年以上、この地で活動しています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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