豊島がWWFとタッグ、持続可能な「水利用」と「繊維調達」を推進へ

豊島(愛知県・名古屋市)はこのほど、国際環境NGOのWWF(世界自然保護基金)ジャパンとの協働を開始すると発表した。日系ファッション企業としては初となるWWFジャパンとの協働によって、地球環境の保全とサステナブルなファッションの普及拡大を目指す。(オルタナ編集部 多田野 豪)

豊島は、アパレル生地・原料の取引や最終製品の企画など総合的に事業を展開し、環境負荷を軽減する天然繊維を取扱ってきた、繊維専門商社。今回のWWFジャパンとの連携における具体的な方針として、繊維業界の環境負荷の高い水に関する取り組み「水スチュワードシップ」の推進と持続可能な繊維素材の調達に関する自社における改善目標の設定を掲げる。

繊維業界の水リスク

水スチュワードシップの推進に取り組むことになった経緯として、繊維業界における水利用の問題が挙げられるという。

繊維業界は、染色段階での水汚染や、多くの綿花が水リスクの高い地域で栽培されているといった問題に直面しており、持続可能な水利用をすることが求められている。「これらを考慮してステークホルダーと協働し、事業所レベルから流域レベルでの行動を起こさなければと考えている。自社だけでなく、サプライチェーン全体の水環境への影響とリスクを理解することが必要だ」と同社の内田美加・営業企画室担当は話した。

強みを活かし、トレーサビリティを促進

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2019年12月20日(金)14:44

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