火星移住計画が教えるもの(田坂 広志)

■オルタナ本誌59号 オルタナティブの風から

米国の天才的起業家イーロン・マスクは、2020年代に人類を火星に送り込み、 40年から100年をかけて火星を人間の住める環境に改造する「テラフォーミング計画」を提唱している。

この大胆な火星移住計画を「わくわくする未来」として語る識者も多いが、この計画の背景には、いずれ地球の資源が枯渇し、環境破壊が進み、この惑星が人間にとって住みにくい場所になるという暗い未来予測がある。

それゆえ、こうした火星移住計画を耳にするたびに、筆者の脳裏に浮かぶのは、1990年代初頭に米国アリゾナ州の砂漠で行われた「バイオスフェア2」という壮大な実験の結果である。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

田坂 広志
 多摩大学大学院名誉教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表、田坂塾・ 塾長。81年、東京大学大学院修了。工学博士。 87年、米国バテル記念研究所客員研究員。90 年、日本総合研究所の設立に参画。取締役を務める。00年、多摩大学大学院教授に就任。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。08年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilメンバーに就任。11年、東日本大震災に伴い内閣官房参与を務める。13年、 全国から6000名の経営者やリーダーが集まり「七つの知性」を学ぶ場、「田坂塾」を開塾。

2020年2月7日(金)19:11

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