国際環境NGO「海運業の企業責任の徹底を」

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京・新宿)は9月24日、8月にモーリシャス沖で生じた油流出事故の被害に対する企業責任を果たすことを求める1万646筆の署名を商船三井と長鋪汽船(岡山県笠岡市)に提出した。同時に同NGOは商船三井に公開状を送付し、被害に対する損賠賠償のほか、化石燃料から撤退し、自然エネルギーなど非化石燃料による船の開発や実装を求めている。(オルタナ編集部・松田 ゆきの)

商船三井がチャーターしたが所有する貨物船「WAKASHIO」が7月25日、モーリシャス沖で座礁し、大量の重油が海洋に流出した。

事故後、グリーンピースは、商船三井と長鋪汽船に対し、公開状を二度にわたって送付し、(1)汚染者負担原則の完全履行と将来にわたる損害賠償(2)事故の原因と影響に関する第三者調査を完全公開で実施し、その費用を負担する(3)事故を起こした航路の使用中止の約束(4)化石燃料に依存する事業からの撤退――を求めている。

今回の署名は8月25日から9月23日までオンラインで集められた。

グリーンピース・ジャパンの気候変動・エネルギー担当関根彩子氏は、汚染されたマングローブやサンゴの保護といった計画を価値あるものにするためには、「事故が二度と起きないようビジネスモデルをシフトさせる長期的な計画」が必要だと訴えている。

2020年9月25日(金)9:21

ご購読のお申し込み

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑