サイトの「グリーン化」が人気、自然エネ促進も

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GSLのロゴ。導入したサイトに表示できるので、自社の環境貢献のPRにもつながる

ソフトバンク・孫正義社長や知事らが参加する「自然エネルギー協議会」の設立で、にわかに注目を集める自然エネルギー。「小さな企業でも気軽にできる取り組みはないか」。そうした声に応えて、ITを活用した環境ビジネスに取り組むラウル(東京・新宿)は、ウェブサイトの環境認証サービス「グリーンサイトライセンス(GSL)」を提供している。震災以降は、自然エネルギーについての問い合わせが増えているという。

GSLは、ウェブサイトの環境認証サービスで、サーバの電力など運営上発生したCO2を削減するサービスだ。「グリーン電力版」「植林版」「国連認証排出権版」の3つの方法から選択できる。

グリーン電力版では、太陽光発電所ネットワーク(東京・文京)と提携し、太陽光パネルで発電した年間電力150kWh分をグリーン電力証書として発行している。震災後は、自然エネルギーへの関心が高まり、グリーン電力版を選択する企業が増えているという。

GSLの導入数は、サービス開始から3年で、5729社6628サイト(9月12日現在)にものぼる。導入しているのは、神奈川県庁やブリヂストン、紀州南高梅専門店など大きな組織から地方のお店まで様々だ。

価格は、1サイトにつき年間5000円、初期手数料は2100円だ。1カ月あたり417円と手頃な価格で導入しやすく、サイトには「GSLマーク」を表示できるので、自社の環境貢献のPRにもつながる。現在は、1カ月あたり100社ペースで増加している。

「どんな規模の会社でも気軽に取り組めるサービスを提供したい」と話すラウルの江田健二社長

同社の江田健二社長は、「環境活動といえば、環境設備投資や山林保有など大規模な取り組をイメージしてしまう。自社も含めて、小さな企業でも気軽にできる環境貢献を提案したかった」と経緯を語る。企業の社会責任(CSR)が問われるいま、サイトのグリーン化は、地道な一歩を踏み出すきっかけになりそうだ。(オルタナ編集部=吉田広子)

グリーンサイトライセンス(GSL)について

http://www.gsl-co2.com/

2011年9月12日(月)10:43

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