セネガルの「一村一品運動」体験記

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セネガルでは現在、JICA(日本国際協力機構)の一村一品プロジェクトが進んでいます。筆者はそこでフェアトレードとマーケティング要員として参加し、カオラックとファティックという二つの州の10の零細企業や女性グループの支援をしています。

アサリに似た貝の燻製や瓶詰め、ビサップというハイビスカスティー、そしてカシューナッツ、ヨーグルトなどが支援対象の商品です。

この3週間くらいは、FIDAKという国際的な展示会に出展するための準備やプロモーションで忙しくしていました。

ただ、展示会の開催期間が12日間もあり、どうしてそんなに長いのかと不思議に思ったら、実際は、開催初日はブースの設営を始める日で、どこのブースも完成するのは3日目くらいでした。道理で現地のデザイナーや制作業者が焦らないわけです。日本人だけが焦っていました(笑)。

ビサップというハイビスカスティーの茶葉を作るQABCCOという生産者団体は、FLOというフェアトレードの認証とEco Certというオーガニックの認証を受けています。

でもフェアトレードの方は、昨年、費用の支払いが滞ってしまい、認証がはずされてしまいました。今はこの団体の認証の再取得にも力を入れています。

セネガル人の生活を少しでも知ろうと、セネガル人の友人の家にちょくちょく遊びにいっています。先日訪問したときは、ちょうどこちらの大晦日とお正月で、興味深い文化を体験しました。

大晦日には子どもたちが、女の子は男の子の格好をして、逆に男の子は女の子の格好をし、顔を白く塗って、近所の家々を回ってお菓子をねだります。なんだかハロウィーンのようです。

こちらの食事は、大皿を囲んで、台所の床に座り込んでみんなで食べます。一番のご馳走は、「チェブジェン」という魚の炊き込みご飯です。また、ピーナツソースで肉を煮込んだ「マフェ」や玉ねぎの酸っぱいソースを使った「ヤーサー」もよく食べます。

女性は手で食べることが多いようで、お母さんは肉を手でちぎって、「食べな」と、大皿の僕の前にぽいっと投げてくれます。またセネガル人の多くがイスラム教ですが、お酒に関してはそんなに厳格ではないようで、町中でビールなどが買えるので、助かっています。

滞在わずか1か月なので、観光旅行とあまり変わらない内容ですが、こちらの生活と思ったことを書いてみました。セネガルは人の温かい、とてもいい国なので機会があったら、ぜひいらしてください。(北澤肯)

 

2011年12月25日(日)19:01

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