断熱リフォーム効果を試算「ココエコ診断」

住宅機器メーカーのリクシルは11日、住宅向け省エネ断熱リフォームの効果を施工前に試算するシミュレーションソフト「ココエコ診断」を開発したと発表した。15日から同社の協力店を通じて順次サービスを提供する。

「ココエコ診断」診断結果イメージ

「ココエコ診断」は、同社が昨年4月から販売している住宅向け省エネ断熱リフォーム工法「ココエコ」の施工を検討している既存住宅が対象。実際に現状での断熱性能を測定した上で、同工法の効果を試算する。数値やサーモグラフィ画像などで施工による断熱性能の向上が「見える化」できるという。

また、同ソフトでは体感温度・足元の暖かさ・窓の結露・部屋の保温力・冷暖房費の5項目による比較診断書も作成。診断は室内外での温度差が大きくなる11月から3月まで可能で、測定に要する時間は約60分。診断結果は後日届けられる。(オルタナ編集部)

リクシル ニュースリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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