パナソニックは5日、省エネルギーに取り組む事業者を表彰する2012年度の「省エネ大賞」(省エネルギーセンター主催)で、省エネ事例部門での経済産業大臣賞を始め合計4件で受賞したと発表した。同受賞件数は表彰企業中で最多。
省エネ事例部門で経済産業大臣賞に選ばれたのは、同社AVCネットワークス社の山形工場における省エネ・ピーク電力抑制の推進活動。24時間稼働の同工場では従業員全員が協力してピーク電力の抑制に取り組み、クリーンルームの空気を再利用した空調負荷の抑制、蛍光灯の間引きの徹底などを行った結果、11年度の最大ピーク電力を前年度より21%削減し、CO2排出量も同17%削減した。
他にも製品・ビジネスモデル部門では、ブルーレイディスクレコーダー「ディーガ」が業界初のエコマーク商品に認定されたことなどにより省エネルギーセンター会長賞を受賞した。(オルタナ編集部)