JAと協働、循環型栽培の「MOTTAINAIこしひかり」

「MOTTAINAIキャンペーン」は、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、「もったいない」という概念を広めるために始めた活動だ。マータイさんは、3R(リデュース、リユーズ、リサイクル)と地球資源に対するリスペクト(尊敬の念)がこもったこの言葉に感銘を受けた。

「MOTTAINAIこしひかり」にも「MOTTAINAI」の精神が反映されている。コメ作りの際に出てくるコメぬかや稲わらを廃棄せず、家畜の飼料や農産物の肥料にして再利用している。本商品は、長野県で通常使用している農薬・化学肥料の量から半分以下に抑えて作った「特別栽培米」として、農林水産省の認定を受けている。

MOTTAINAIキャンペーン商品として食品を販売するのは、2012年4月以来2度目になる。第一弾は、リサイクル素材を使って包装されたタマゴの販売だ。

MOTTAINAIキャンペーン事務局は「今まで雑貨を中心に扱っていたが、より消費者に身近な食品販売を通じて、『MOTTAINAI』の言葉を広めていきたい」としている。

今後もMOTTAINAIキャンペーン事務局は、食品販売の取り扱いを増やしていく予定だ。
本商品の売り上げの一部は、アフリカ大陸全土で植林活動をしている非政府組織「グリーンベルト運動」のケニアの植林活動事業に寄付される。(オルタナ編集部=副島久仁彦)

MOTTAINAIこしひかり販売ページ

MOTTAINAIキャンペーン事務局のホームページ

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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