困難を跳ね返す難民たちの「逆境パッション」、企業に好影響

記事のポイント


  1. カメルーンから日本に逃れた難民が、富山の廃棄物リサイクル企業に就職した
  2. 業務の吸収に熱心な難民の姿が、同社内に好影響をもたらしている
  3. これにより同社の海外進出の構想が、より現実味を帯びてきた

富山県高岡市の廃棄物リサイクル企業である荒木商会が2023年6月、カメルーンから日本に逃れた難民を社員に採用した。同社の業務をいち早く吸収しようとする難民の熱意が、他の社員にもプラスの影響をもたらしている。難民の採用と活躍によって、同社の海外進出構想がより現実味を帯びてきた。(オルタナ副編集長・北村佳代子)

荒木商会の荒木社長(左)と広報・塚田真由さん(右)
北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

オルタナ副編集長。アヴニール・ワークス株式会社代表取締役。伊藤忠商事、IIJ、ソニー、ソニーフィナンシャルで、主としてIR・広報を経験後、独立。上場企業のアニュアルレポートや統合報告書などで数多くのトップインタビューを執筆。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。2023年からオルタナ編集部。

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