
和歌山駅前の美園商店街にある紀州レンジャーズの経営するスポーツバーの空き時間を借りて、高校生たちが不定期にカフェ「ESPOIR(エスポワール)」を営業している。
今年3月31日に初出店。回を重ね、5月25日に4度目のオープンをする(営業時間は11時から16時)。
運営責任者は、和歌山県立耐久高校の定時制に通っている小幡和輝さん(18)だ。小幡さんは、幼稚園、小学校、中学校と不登校を経験。「今思うと、みんなと一緒に同じ決められたことをやることや集団が嫌いやった」と言う。
2011年の夏に和歌山の高校生同士の集まりに出ると、学校生活以外にボランティアをやっている同世代を見て「負けていられない」と思った。
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