サステナビリティCSR検定を全面改訂へ: 2015年春に「3級」試験を実施

株式会社オルタナ(森 摂代表取締役社長)、公益財団法人日本財団(笹川陽平会長)、特定非営利活動法人 企業社会責任フォーラム(阿部博人・代表理事)はこのほど、サステナビリティCSR検定を大幅刷新し、「級別」の実施とすることで合意しました。

サステナビリティCSR検定は2008年3月から、企業社会責任フォーラムが単独開催し、2012年から上記3者の共催となりました。これまでに10回の検定を実施し、2156人が受験、1223人が合格しました。 旧サステナビリティCSR検定第11回は予定通り2013年9月29日(日)に実施します。

今回の大幅刷新の目的は、初級に当たる「(新)CSR検定3級」を新設することで、CSRの理解者を企業や社会の中に増やし、CSRの裾野を広げることです。株式会社オルタナは、2007年から環境やCSRを主体にしたビジネス情報誌「オルタナ」を発行しており、日本財団はこの数年、企業のCSR活動を促す活動を数多く展開しています。

各級のコンセプトは下記の通りです。

3級: 一般ビジネスパーソンや学生などを対象に、CSRの基本知識を身に付けて頂き、CSR活動が企業価値を高めること、NPOとの協働の重要性、企業と社会が連携して社会的課題を解決する意味など、「CSRリテラシーの基本」を理解して頂きます。

2級: 企業のCSR担当者や関連業務の従事者などを対象に、CSRの国際標準である「ISO26000」の概要と各中核主題を理解し、企業のCSR活動に反映するとともに、NPOとの協働、CSR活動と本業との統合が主体的にできる「より深いCSRリテラシーとスキル」を身に付けて頂きます。

1級: 企業や組織の内側から、社会的課題を解決するソーシャルビジネスや「社会変革(ソーシャル・イノベーション)を先導できるような「ソーシャル・イントレプレナー(社内社会起業家)」としての「知見とスキルとネットワーク」を身に付けて頂きます。

※(新)CSR検定の詳細は、後日改めて発表いたします。
※第11回までの合格者は、「(新)CSR検定2級」合格とさせて頂きます。
※(新)CSR検定は、全国主要都市(高等裁判所設置都市)8カ所以上での実施を目指しています。地方会場の運営をご希望の方はお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先: 
株式会社オルタナ
03-6407-0266 
info(a)alterna.co.jp

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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