NPO法人ETICは6月11日、社会起業家を支援するためのプラットフォームとなる「社会起業塾イニシアティブ」を創設したと発表した。ETICが主催ならびに運営事務局を担い、NEC、花王、横浜市がオフィシャルパートナーを務める。昨今の社会起業家への要請の高まりに応えるためとしている。
今回の取り組みはETICとNECが2002年より続けてきた「NEC社会起業塾」の拡大版で、食・農業・医療・子育て等の各分野に取り組む社会起業家を募集し、選考された団体を支援する。募集予定数はNECが4団体、花王が3団体、横浜市が2団体。
応募は7月5日まで受け付け、8月25日に最終選考を行う。支援が決定した社会起業家は約半年間、専門家やベンチャー企業の経営者からアドバイスなどの支援を受けられる。