「企業のエシカル通信簿」、ファストリの高評価が際立つ

記事のポイント


  1. 38の市民団体が共同で第7回「企業のエシカル通信簿」を発表した
  2. 調査対象の業界は毎年変わるが、今年はアパレル業界を評価した
  3. ファストリの高評価が際立ち、オンワードやTSIは低評価だった

市民団体連合である「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」(SSRC)は3月18日、第7回「エシカル通信簿」(2023年)を発表した。今回はアパレル業界が対象で、ファストリの高評価が際立った。TSIホールディングスやオンワード、ワールドは低評価だった。(オルタナ編集長・森 摂)

企業のエシカル通信簿 2023
エシカル通信簿(2023年度)はTSIなど下位3社の低迷が際立った
森 摂(オルタナ編集長)

森 摂(オルタナ編集長)

株式会社オルタナ代表取締役社長・「オルタナ」編集長 武蔵野大学大学院環境学研究科客員教授。大阪星光学院高校、東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、日本経済新聞社入社。編集局流通経済部などを経て 1998年-2001年ロサンゼルス支局長。2006年9月、株式会社オルタナを設立、現在に至る。主な著書に『未来に選ばれる会社-CSRから始まるソーシャル・ブランディング』(学芸出版社、2015年)、『ブランドのDNA』(日経ビジネス、片平秀貴・元東京大学教授と共著、2005年)など。環境省「グッドライフアワード」実行委員、環境省「地域循環共生圏づくりプラットフォーム有識者会議」委員、一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事、日本自動車会議「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」選考委員ほか。

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キーワード: #ビジネスと人権

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