日産自動車と横浜市は、2人乗りの超小型EV(電気自動車)を使ったカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を、10月11日から約1年間行うと発表した。利用時の予約はスマートフォンで行う。利用希望者の事前登録は25日から始まっている。(オルタナ編集部)
「チョイモビ ヨコハマ」は日産と横浜市が共同で進める「ヨコハマモビリティプロジェクトZERO(YMPZ)」の一環として実施するもので、低炭素交通の推進や市内観光振興などが目的。市内にステーションと呼ばれる貸出返却地点を45か所設け、超小型EV「日産ニューモビリティコンセプト」を最大で100台ほど配備する。
利用登録者は事前に1時間の安全運転講習を受け、会員カードを取得。EVは自動車専用道路を除く市内を走行でき、予約時に指定したステーションに返却する。利用料金は1分につき20円。
超小型EVを使った同様のカーシェアリングはトヨタが昨年10月から愛知県豊田市で実証運用を行うが、日産は「100台規模での超小型EVのカーシェアリングとしては国内初」としている。